緑の党・東海

緑の党・東海の活動

市民の選挙スクール 第2回

 (緑の党・東海 主催)(文責:尾形慶子)

2018年7月14日、静岡市議の松谷清さんを講師に迎えて、第2回選挙スクールを開催しました。

 

第1回のテーマが「議員になって何ができるか、議会とはどんなところか」でした。続く第2回選挙スクールでは、「政策の作り方、表現の仕方」を主なテーマで様々な質問や意見が話されました。

 

講師の松谷清さんは、1987年に静岡市議に初挑戦して以来、9回の選挙の経験があります。(県議選への3回の挑戦を含む7勝2敗。県議は2回目当選、1・3回目落選)自治体の政治から社会を変えたいと願ったといいます。

≪どんな政策を訴えたいか、得意な分野をアピールしよう≫

皆さんの市町村で直面している問題を取り上げて、メインのアピールポイントにしましょう。スクールでは、図書館問題、市庁舎問題、学校給食の問題などを話し合いました。

 

講師の松谷さんが30年前に議員になったばかりのころは、「曲がったキュウリ」がアピールポイントでした。環境に関心を持つ人が今ほど多くなかったころ、自然に近い農業のあり方を訴える松谷さんの主張は新鮮だったと言います。必ずしも多数の支持を得られなくても良い、少なくても自分の支持層にしっかり訴えられるように考えようと話しました。

 

たとえば、松谷さんが現在、立候補するならば、下のような最新の問題を訴えるだろうと言います。

1、リニア中央新幹線(アルプストンネル静岡工区内)の建設に関して、環境保全など、特に大井川の中下流域の水環境の保全について

2、市民文化会館大規模改修について

≪短く分かりやすい表現、明るい感じ≫

松谷さんは議員活動が長いので、非常に幅広い分野に取組み実現してきました。ですから、下記の「8つのアクション」にあるように「文字が多過ぎる」「誰も読まない」との意見もありますが、イラストや色使いが明るくポップなので、「いろいろやってくれそう、頼もしい」という印象を与えるとの声もあります。

①人権 ②社会保障 ③公共交通 ④防災 ⑤経済 ⑥文化 ⑦原発 ⑧平和・立憲主義

このように、松谷さんの政策を検討し、親しみやすいリーフレット作成や宣伝戦略をサポートするクリエイティブなチームができているところが、松谷さんの大きな強味でしょう。

 

≪議会を改革しよう、繋がろう:自治体議員立憲ネット≫

松谷さんは、静岡市の活動だけにとどまらず、全国の自治体議員がつながる活動も行っています。「虹とみどりの500人リスト」「政策情報センター」を経て、現在、「自治体議員立憲ネットワーク」の共同代表を務めています。

*検索「自治体議員立憲ネットワーク」

松谷さんの8つのアクションプラン(上記参照)の8つめは、「立憲主義にたち、いのちを大切にする政治」です。安保法制の廃止・憲法9条を活かすこと・核兵器廃絶という国政レベル・世界レベルの活動も、民主的な自治体議員が増え連帯することによって実現できるのだと、参加者は確信しました。

*検索「まつや清」

自治体議員に挑戦を考えるに当たって、政策作りとその表現の仕方が大事だということがよく分かりました。これらの内容をさらに詳しく知りたい人は、緑の党グリーンズジャパン制作の「必勝・選挙マニュアル」をお求めください。

*検索「緑の党 選挙マニュアル」

*選挙スクール 次回以降の予定は下記のとおりです。

さて、次回の選挙スクールは、8/25(土)です。講師は、宮部彰さん(緑の党グリーンズジャパン運営委員)です。テーマはずばり!具体的なノウハウ・スケジュール・ネット戦略です。たくさん、ご参加ください。

*ご注意

緑の党グリーンズジャパンに敵対し、イベントを妨害する恐れがあると主催者が判断した方に対しては、参加をお断りすることがあります。