- 投稿日:2015年11月01日
- カテゴリ:持続可能な未来のために
ツアー企画:ナマケモノ倶楽部
主催:見つめて、そして感じて事務局、あゆみR.P.Net
協賛: 緑の党・東海
まずは、アンニャ・ライトはどんな人かと言うと、シンガーソングライターで、環境活動家。
スェーデン生まれ。10代より、環境、反核活動家で、日本(水俣)、マレーシア、オーストラリアを中心にDEEP エコロジー、つまり、私たち、ヒトが地球の一部だという認識のもと、自然と共に生きることを提唱してきました。憎しみからではなく、地球のありとあらゆるモノに愛を持つこと、そんな生き方を、優しい音楽とトークで訴えました。
娘のパチャはサーフィンがとても上手。パチャは、弟ヤニと一緒に、毎朝、夜明けとともにビーチへ行き、自然に感謝しながらサーフィンします。
素晴らしい親子です。☆
Tree is my body (樹は私の体)
Water is my blood (水は私の血)
Air is my breath (空気は私の息)
Fire is my spirit. (火は私の精神)
地球を愛そう。地球は、私達に、暖かさを、酸素を、水を無償でくれます。
地球を原子力なぞで痛めないで。
あゆみR.P.Netは、福島原発事故のあと、放射能や被害から愛知県に避難している家族のネットワークです。
生活や健康について先の見えない不安、偏見や差別に負けないように、被害者自らが支えあう気持ちを持って結束し、平穏な生活を取り戻すための活動をしています。
リアルな生の声をひとつ:
夢の新築マイホームを立てたのに、3・11で失っただけでなく、職も失った。錯綜する情報、簡単には決められない事情があっても、なんとか愛知県に避難した。職探しも大変で、貯金を切り崩して3百万円もかかりました。家族や小さな子供たちを守りたい、普通に生活したい。
福島県の避難指示地域以外からは、「自主避難」ということで、国は何も保証してくれません。あくまでも避難生活費を賄うために訴訟を起こしています。
故郷に帰りたくとも、帰れない。心も体も削ってどんな思いで、生活しているか。
放射能は、目に見えないし、臭いもありません。放射線量を機械で測っても、ひと度、風が吹いたら、数値は変わりアテにはなりません。医者も日本で過去に前例が
ないから、納得する情報をくれません。だから、同じ被災地でも温度差があります。
アンニャは、こう、語ります。
九州の川内原発をはじめ、原発は次々へ再稼働しようとしています。もし?次に原発が起きたらではなく、いつ?原発事故が起きるかを話そう。本当に必要な電力でしょうか?お金より 暮らし を見つめなおして欲しい。
アンニャの暮らしは、自然の中で生きる暮らし。水は自然の恵み。汚水は炭の容器から染み出して、バナナの木に実らせます。
お金より、家族と居る時間が大事です。
アンニャからのアドバイスは、ローンは組まない事。(笑)
お金に縛られないために。
ダキシメルオモイ~プロジェクト~小林 憲明作
小林憲明さんは語ります。
東北大震災、原発事故の1ヶ月に次男が産まれました。それから原発について独自で調べ出したら、とても子供たちが生きづらい世の中になってしまったと落胆。
悲観してばかりもいられないので 今、現在ある希望を描こう!
親が子を抱きしめる姿を家族のオモイを込めて、描き伝える ダキシメルオモイプロジェクトをはじめました。
最後に、アンニャが曲を歌う前に、エクアドルの民話を語ります。♪
クリキンディ(金の鳥)と呼ばれる
小さいハチドリだけが、そこに残った。
そして、口ばしに1滴ずつ水を含んでは
飛んでいって 燃える森に水を落とした。
また戻ってきては、水滴を持ってゆく
それを繰り返すクリキンディを見て
大きく強い動物達は馬鹿にして笑った。
「そんな事をしても、森の火が消えると
でも思っているのか?」
クリキンディはこう答えた。
「私は、私にできる事をしているの」
ハチドリのひとしずく~クリキンディ Golden Bird~
とべとべ クリキンディ
とべとべ クリキンディ
とべとべ クリキンディ
とべ とべ
わたしは わたしに できること
あなたも あなたに できること
火を消すための ひとしずく
命のための ひとしずく
難しい時代、私達、どうしたら、いいの~?国もアテに出来ないし…
クリキンディは言います。「やれることをやるだけだよ~!」