- 投稿日:2017年05月13日
- カテゴリ:緑の党・東海の活動
<2017(核時代72年)5月6日(日)20時~22時>
出席 小林、岸、林、辻、小森、尾形
欠席 井上
オブザーバー参加 橋本、栗原、川羽田
1、グローバルグリーンズ世界大会報告会 in 名古屋
・シリア、ウクライナ侵攻に関連してプーチンについて言及はあったか?→リバプール宣言に次のようにある。「気候変動あるいは緊縮財政そして社会分裂などの現実の問題に対して、ロシア大統領プーチン、米国大統領トランプ、トルコ大統領エルドアン、フィリピン大統領ドゥテルテなどの指導者たちは、虚構の解決策を示しています。私たちグリーンズはその対極にいます。私たちは恐怖を希望に、憎しみを慈しみに、人種差別主義を全ての人への尊重に替えることを求めます。」http://greens.gr.jp/world-news/19778/
・リバプール宣言に「太陽光、風力、その他の再生可能なエネルギー源は、 地球にパワーを与えます。グリーンズは、クリーンな電気へのアクセスをすべての人に与えるために努めるとともに、原子力を排除し、新しい大規模ダムと産業規模のバイオマス発電を拒否します。」とあるが、「産業規模のバイオマス発電」とはどういう意味か?→バイオマス発電には2種類ある。(1)木質バイオマス:大規模な森の破壊が起こりうる。緑の党はこれを拒否する。(2)家畜の糞尿からのメタンガスを利用。
・産業規模のバイオマス発電は拒否するのに産業規模の太陽光に対しては拒否しないのか?森を壊すメガソーラーには反対するべきだ。
・知多の東浦町・阿久比町で里山を破壊するメガソーラー建設が持ち上がっている。5万m2、名古屋ドームグランド4個分。反対署名を集めるもよう。 HPはこちら。Https://unosato.wixsite.com/higashigaoka
・5/13(土)に、津市でグリーンカフェ開催。その中で尾形が報告する。
・報告集を10部(1部1000円)注文した。
2、青木講演会
・6/10(土)青木講演会:テーマ:ベーシックインカム
-参加料500円、講師謝礼5000円。
-13時集合、13時半開始。中村図書館
3、野党共闘など市民運動
(1)豊橋議会を傍聴しようという運動:市民グループ「エシカルpono東三河」が進めている。 – 「議会のことが分からないので議員さんに聞こう」と36人のうち、4会派の6名+無所属議員1名=計7名から話を聞く会を企画。うち、5/6(土)時点で4名を開催済み。1人会派の2名については、市議自身で活動報告会を開催。
– 豊橋市議会で家庭教育支援条例が成立・施行された。一見、良い内容に見えるが、親学や日本会議の言う古き良き家庭像を推し進める条例。川原元則議員(無党派)は、条例自体は理念的な内容だから、市民の側が見守ればよいとの見解。元市議の渡辺則子さん(無党派、市民派)が自民議員6名に対して、市民を交えたアプローチを要請した。
– 今年の4/1時点で既に制定されている地方自治体は、石川県加賀市・長野県千曲市・和歌山県和歌山市・愛知県豊橋市の4市のみ。(都道府県では9県) それに対し、子どもの権利条例が制定されている自治体は、愛知県内だけでも7市町ある。
http://npocrc.org/wp-content/uploads/2016/10/jyorei201609.pdf
– 昔は、愛知県の管理教育を批判して、家庭教育の復権を訴えた。現在の情勢とは違う。
(2)名古屋市長選:緑の党・東海は、岩城正光氏を応援した。
・緑の党の会員らの応援行動は多くなかった。
・自民党から共産党まで一緒に応援している印象がぬぐえなかった。
・減税や議員報酬問題は、選挙民に大きな影響を与えた。河村氏の定率減税に対して、定額減税を訴えればよかったかもしれない。
・河村氏は脱原発・導水路拒否の立場であるのに対して、岩城氏は「自然エネルギーへのシフト」と言い脱原発と明言しなかったし、導水路についても明言しなかった。
・岩城氏の街宣では、自民・民新の議員がしゃべることが多かった。
・結局、内輪のりだったのか。反河村の理由もみんなそれぞれ違っていた。
・岩城氏がクリントンになるか、サンダースになるか注目されたが、サンダースにはなれなかった。
・自民・民新・公明が名古屋城木造化に賛成したので、争点がはっきりしなかった。
・もし4期目も河村氏が出馬するようなら、2期8年を明言してきた彼を多選批判しよう。勝てるサンダースを立てよう。
・河村氏は国政への転身を狙っているだろう。
(3)岐阜県各務原市長選:三丸(みまる)文也氏(75)を小森・井上が応援したが落選。
・投票率40%を切る低さ。現職3万票、三丸氏1万2000票。
・市庁舎建て替え問題について、山中元松阪市長もテコ入れして、市民の間から署名運動なんど機運が盛り上り、意味はあった。
・三重県松阪市は、自治体が電力販売会社を設立する。市のゴミ焼却場でバイオマス発電をして、その電気を公共施設で利用し、エネルギーの地産地消をすすめ。地元を元気にすることが狙い。
(4)「岐阜から一歩の会」:5/27第一回の会合
(5)共謀罪をめぐる運動が急展開
・原水禁などが声明文の賛同を全国的に募った一方、愛知県でも、共同行動実行委・秘密法と共謀罪に反対する愛知の会・国民救援会愛知県本部が共闘を呼び掛けている。市民と野党をつなぐ会@愛知各区などが賛同。連休明けに国会審議が本格化・可決になる恐れがあるため、国会議員にファックスを送る活動などが呼び掛けられている。
・5/13(土)みなと革新懇の総会に緑の党として招待された。岸が参加する。
・6/4(日)つなぐ会@愛知7区シンポジウムに招待された。岸が参加する方向。16時-18時半@瀬戸蔵椿ホール
(6)半田市長選(6/4投票)に立候補予定の浅野まりな氏を緑の党・東海として応援するか。
・半田市立病院に勤務していた医師。主に訴えるのは、病院の建替え問題(この地域は南海トラフ大地震の際には避難地区になると予測されているのに、今の隣に建替える計画を現市長は示した。)ほかに子育て支援も訴える。
・市民のための改革に強い意欲のあるしっかりした女性であると確信。女性首長を実現する会愛知が全面的に応援。
・半田市は世界初の非核平和都市であることが誇り。安保法制や共謀罪には反対。ただし、半田市長選の争点ではないため声高に言わない。現市長に反対するすべての人の支持を得たいので。(ただし、現市長は自民党・民進党の支持を得ている。)
・半田市は、牛糞の悪臭に悩まされている。牛糞を使ったバイオマス発電で、知多牛の飼育農家の負担を軽くし、悪臭を軽減する。
・東海MLで会員・サポーター・東海フレンズの意見を聞こう。
4、供託金キャンペーン
・ノボリ2枚購入した。
・5/3憲法集会の会場付近で尾形が署名を集めた。集まりよかった。共謀罪の活動を一段落したら、6月以降もっと取り組もう。月いち街宣など。
・地方議会に意見書を出すよう陳情/請願する活動→党本部が雛型を近日中に作成する。
・緑の党として目標を立てて取り組むべきではないか。→5/27-28地域代表協議会で目標を設定する。もし2万筆を目標にすると、東海本部には1130筆ほどになる。執行部は6月中に半分、8月末までに目標達成を提案するもよう。
5、リニア情勢
・毎月恒例の街宣をやっている。
・たんたんと工事は進んでいる。
・4/28裁判期日:裁判官は訴訟に好意的。列車基地・変電所など付帯施設の場所もはっきり決まっていないのに、アセスメントが終わったように国交省が認可したことについて求釈明を、裁判官はきちんと次回期日までに答えるよう言った。しかし国交省は、間に合わないから次回期日に、いつ答えるかを返事するとした。工事をひっぱり、どこかで頓挫するようにさせよう。
6、憲法施行70周年に当たってコメントなど
・情勢は押し込まれている。表現・結社の自由を侵す共謀罪について、シール投票では、「問題ない」と「問題大あり」の間で意見がバラけている。自衛隊を合憲にという意見も聞かれる。国民投票に持っていかれると、「改正」に傾く恐れがある。
・2020年問題と言われる。東京オリンピックのどさくさに、原発再稼動も天皇退位も、自衛隊合憲化も安倍首相はやる気だ。
・都議選では、民進党は壊滅状態になりそう。着々と外堀を埋められている。
・まわりの女性などに話すと引かれてしまう。危機を伝えるのは難しい。
7、都議選
・緑の党は、生活者ネットの候補者4人の推薦をいったん取り下げた。
・漢人さんが出馬する
*次回運営委員会スカイプ会議:2017年5月20日(土)20時より
会員・サポーター・東海フレンズなら、希望者は、基本的に誰でもオブザーバー参加できる。