緑の党・東海

グローバルグリーンズ報告会 in 名古屋

投稿日：2017年04月26日
カテゴリ：緑の党・東海の活動

グローバルグリーンズの世界大会

20170330羽衣子＠開会式 3月30日から4月2日までの4日間、イギリスのリバプールに2000人の参加者を集まりました。日本の緑の党から20人が参加、東海本部からは、辻正三さんと尾形慶子さんの2人が参加しました。

緑の党は、大きく世界を変えつつあります。

特にヨーロッパでは、自治体のみならず連邦議会やＥＵ議会に多くの緑の党議員が活躍しており、スウェーデンでは政権に入り、環境と人間らしさを守る政策を着々と進めています。

東海本部の2人に参加者は、地球の持続可能性を追求するグリーンズこそ、古くて最も進んだ人々だと確信しました。

20170401園田さん世界大会では、グリーンズジャパンの共同代表・長谷川羽衣子さんが、（１）公正な貿易について」の全体セッションにパネラーとして登壇しました。

また、派遣団のメンバーが分科会で、（２）福島からの避難者の訴え、（３）安保法制・共謀罪の日本政府とメディア、（４）小選挙区制・供託金など著しく不公正な日本の選挙制度を発表しました。

選挙制度のセッションの会場で尾形さんが、2013年の参院選に自ら立候補したときの供託金600万円も没収になったと発言しました。他の参加者から「あなたのせいじゃないわよ」と慰められました。

供託金について、アメリカ大統領候補ジル・ステインさんに尾形さんがインタビューしました。ジルさんは次のように話しました。「裕福な人々が立候補し、普通の人々が立候補できないという巨大な差別をもたらしています。お金が民主主義にとって代わってしまいました。日本とアメリカの緑の党ともに闘いましょう！」　（動画はこちら）　https://goo.gl/DsjzxC

グローバルグリーンズ報告会 in 名古屋

4月23日（日）、グローバルグリーンズ世界大会の報告会を行いました。

まず、尾形さんが大会の議論を集約したリバプール宣言を説明しました。

○「リバプール宣言」－2017.4.2
http://greens.gr.jp/world-news/19778/

その後、辻さんが、数々のセッションの中でもっとも面白かったと言う全体セッション「緑の経済政策」を集中的に説明し、多くの興味深い意見が出ました。

（ヨーロッパ緑の党のＦＢページの動画から”Green values should guide the EU economic transformation”をご覧ください）

https://www.facebook.com/pg/EuropeanGreens/videos/

報告会 in 名古屋で出た質問や意見

・ヨーロッパで緑の党はどれくらい発展しているのか？2大政党制のイギリスでも認知されているのか？

→（答）イギリスでは、小選挙区制のもと2010年、1人だけ下院議員が生まれた。比例代表制のEU議会には2014年3人の議員を出している。緑の党はイギリスで広く認知されている。

・東ドイツの緑の党と統合したのち、社民党と連合政権を作った際に二酸化炭素を減らす法律を作ったり、数々の環境政策を進めた。福島事故後、バーデン・ヴュルテンベルク州で首相を出しました。しかし、ザールランド州では警戒され、メルケル首相の党が伸び、社民は減、緑はゼロになった。 20170331供託金高過ぎ！