- 投稿日:2016年08月26日
- カテゴリ:声を上げよう, 持続可能な未来のために
緑の党は候補者を擁立できませんでしたが、市民とともに、改憲勢力に3分の2以上の議席を取らせないように闘いました。
【三重と岐阜】
1人区である岐阜と三重では、市民の力で野党共闘が成功しました。
特に、三重選挙区では、野党共闘のおかげで民進党の芝博一氏が僅差で勝ち切りました。大活躍したのが市民連合みえです。民進党・共産党それぞれと協定を結ぶ「ブリッジ協定」によって、候補をまとめた。
岐阜選挙区でも、ピースハート岐阜などが民進党と共産党をつなぐ役割を果たしましたが、両党のぎくしゃくした関係を直すまでにはいたらず、小宮山氏は落選しました。
【愛知】
4人区である愛知選挙区では、最低でも野党2人、できれば公明党候補を抑えて野党3人の当選を目指しました。緑の党東海本部は、民進党の斉藤よしたか氏と共産党のすやま初美氏を推薦し、斉藤氏の当選を勝ち取りました。もう1人民進党の伊藤たかえ氏が当選し、愛知での目標は達成できました。
特筆すべきは、(1)あいちキャラバン (2)市民連合@愛知など市民の貢献です。
(1)あいちキャラバン:公示前の22日間、愛知県下の市民やグループと連絡を取り合い、キャラバンカーで巡って、自公候補の落選と投票率アップを訴えました。
(2)市民連合@愛知や、いのちと女性ネット、ミナセンあいちなど市民グループが、民進党と共産党候補の街宣活動などにノボリを持って駆けつけ盛り上げました。特に、すやま候補の事務所は市民を積極的に受け入れ、共同でイベントを企画するなどしました。
残念ながら、改憲勢力に参議院トータルすると、3分の2以上の議席を取らせてしまいました。緊急事態条項の新設など、憲法改正発議がされると見られます。国民の間で、憲法を知り議論することが強く求められます。