- 投稿日:2014年03月20日
- カテゴリ:声を上げよう
3月20日に、木曽川水系導水路の差止め裁判が名古屋地裁にて結審しました。
つまり、審議終わり、あとは判決を待つばかり。
小林収さん(緑の党東海の運営委員)が、原告を代表して最後の意見陳述しました。(法廷内では写真撮れないので、あとの説明会の写真を載せますね。立っているのが、小林収さん。)
この導水路は、徳山ダムから水を引っ張ってくるための水路です。
徳山ダムは、3500億円かけて作った日本最大の貯水量のダム。
浜名湖の2倍。
これ自体、必要ないと1998年から裁判を起こしたけど、
2007年に敗訴、2008年にダムは完成。
ダムはできちゃったけど、そこから水を引く導水路800億円かかる大工事を差し止めようと2009年に裁判が始まり、今日が結審(審議終わり)
判決は7月24日です。
徳山ダム裁判に負けたのは、
高度成長期に計画したときは水需要が増えてたから、
そのあと水需要が減っても計画を変えられないのはしょうがないという理由でした。
今、導水路がないのに水は足りているから、徳山ダムが必要じゃなかったことが証明されたようなもの。これは、電気は足りてる原発と同じです。
小林さんの最終陳述でも、原発訴訟をことごとく敗訴にした裁判所に
同じ過ちを犯さないでくれという内容で、感動を呼ぶものでした。