- 投稿日:2017年09月03日
- カテゴリ:持続可能な未来のために
緑の党会員・油田陽一朗さんが、暮らしと政治をいろんな人と語り合う「政治ギャザリング」を開きました。
【日常から政治と向き合ってみる 】
大量消費社会は過度な商業競争の元で、年々スピードアップしていくように感じます。先ず気持ちでほとんどついていけない自分は、社会との適度な距離を探りつつ、なんとかマイペースで生きたいと思っていたりするわけですが、でも周りの友人たちを見回してみると、共感してくれそうな少数派(?)が三重にはいっぱいいそうです。皆さんはそれぞれにいい仕事をされているし、素敵な日常マイウェイ暮らしをされているように見え、それこそがそのまま明るい未来への道であると、とても心強く感じています。
しかしまた一方で、目の前のこの世の流れはやっぱり政治で決まってしまうことも大きいのですね。このところの政治へのこの違和感を見るにつけても、このままズルズル政治離れしちゃうのはマズい、と思う。
ということで、日常から政治と向き合ってみる機会を作りました。私たちの日常から今、政治に要求したいことってなんだろう? それは自分の欲望を満たすこと? そもそも政治の役割ってなんだっけ? 遠くとも望むべき理想の社会へ、人間はちゃんと向かっているのかな? 少数派なりに政治にコミットできるのか? 日常を大切にするそのままを政治につなげるアプローチってあるのだろうか?
そう、政治と暮らしは分けられないものだから、あまり難しいところばかりを見ないで、身近な視点、あるいは大きな視点で、たまには皆でお茶でも飲んで、そんなことでも話そうよ! という楽しい(?)政治ギャザリング。5/13の初回は、ゲストスピーカーに緑の党東海本部代表の尾形慶子さんを迎え、グローバルグリーンズ世界大会inリバプールに参加してのレポートをお聴きしました。それに続いて 8/19に2回目を開きました。
【場所は、緑に囲まれた旧造り酒屋の古民家】
http://kurukurukurumagawa.blog81.fc2.com/blog-category-0.html
【抜けるような青空の日、子どもも大人もゆったり!】
好天を授かった車川には、開会前から川遊びする子どもたちの元気な声、芝生広場を駆け回る姿。昼のお話の部には会場一杯の大人50名、子ども27名のご参加を得ました。
オープニングは、宮嶋哉行さんの前衛的なバイオリン演奏。日常なんだけど、非日常の時間の始まりを意識させる演奏でした。
【ゲストスピーカー 「 じゃむんち」の みやざき眞さんとミヤザキジュンコさん】
木の器やカトラリー、触るオブジェ(?)結木=ユイボク を制作して関西周辺のオーガニックマーケットや縁日の市に出店するスタイルでクラフト作家として活動している37歳と36歳。最近NHKの番組に出演して一躍話題の作家になりました。一方では、原発関連の映画会を主催したり、三宅洋平さんの選挙活動に関わったりと、社会のこと、政治のことを自分の暮らしの中から考え行動もしています。
http://jamnti.hateblo.jp/entry/2017/05/25/235224
モノ作りの暮らし、社会との関わり、3.11後の家族との葛藤など、お二人のお話を軸に、ワイワイと、明るい未来への日常の暮らしと政治へのアプローチについて、グループに分かれて楽しく話すことができました。昼の部のあとは、自然の中でバーベキューに舌鼓、また、夜の部、深夜の部と、暮らしと政治について話尽きることない素敵な1日でした。