- 投稿日:2018年03月31日
- カテゴリ:緑の党・東海の活動
【4/8 緑の憲法学習会】
講師:矢崎暁子弁護士(名古屋北法律事務所)
【4/22 ワークショップ「脱成長のための哲学実践」
---オープンダイアローグのための反想法とは何か?】
今、精神医療保健をはじめ対人援助支援の分野で大きな話題になっているオープンダイアローグは、対話の持続を主眼にすることで、結果として、治療としても大きな成果をあげている北欧生まれのグループワークの方法です。その背景には、参加型民主主義と脱成長の思想があり、紛争解決のための哲学実践であり、日常生活の中にも活かせます。是非、体験してください。
«オープンダイアローグとは?»
«リフレクティング(反想法)とは?»
ネタばれご免!
(文責:尾形慶子)
筆者が経験したワークショップでは、こんなんでした。
悩みのある相談者に、質問者がいくつか質問するのを、 観察者が 本人の前で(オープンに)聞きます。
次に観察者が感想を、相談者の前で(オープンに)述べます。
それを受けて質問者が、相談者に質問を繰り返します。このプロセスを繰り返します。
私のグループでは:
相談者の悩みは「夫が家事をやってくれない。自分ばかりが家事をするのが不満だ。」でした。
普通、夫を非難する・夫を諭すといった解決策になりそうですが、驚くような結論に達しました。
上の手順でオープンダイアローグを続けるうちに、なんと結論は「ペットを飼おう」になったのです。
話すうちに、「相談者は彼女の夫が職場でストレスを受けていることを心配し、家では自分が家事をしようとしたのだが、やはり不満が募っていた」事実が分かってきたのです。そこで、犬好きの夫のために「ペットの犬を飼おう」が結論になった訳です。面白いでしょ!
皆さんも身近な悩みから、大きな悩みまで、オープンダイアローグで取り組んでみませんか?
*ご注意
緑の党グリーンズジャパンに敵対し、イベントを妨害する恐れがあると主催者が判断した方に対しては、参加をお断りすることがあります。