緑の党・東海

緑の党・東海の活動

緑の党・東海 第146回 運営委員会 報告

<2018年(核時代73年)10月7日(日)20時~22時>

出席 林、辻、小林、井上、岸、グットマン、尾形

欠席 功久

オブザーバー参加 栗原、油田

 

1、自治体選挙キャンペーン「地域から希望をつくる!5つ星キャンペーン」

<趣旨>「安倍政権」に代わる社会・政治・経済の実現を、統一自治体選挙で!

<方法>5つのメッセージを掲げて、思いを共有する議員・候補者・市民の賛同を呼び掛ける。

  • 拡大型から成熟型の地域循環経済へ
  • 女性議員を増やそう!地方議会に多様性を
  • ストップ温暖化!持続可能な社会を地域から
  • 社会保障の財源は、消費税でなく環境税で
  • 異議あり9条改憲!地域から核兵器禁止の声を

<費用>賛同金・カンパを。議員5,000円/新人2,500円/市民無料

<特典>賛同すると:

(1) HP、チラシに名前を掲載(公表OKの方のみ)

(2) 重点政策アンケートに参加(議員・候補者)

(3) キャンペーンのぼりデザイン投票に参加

(4) キャンペーンのぼり贈呈(賛同金をいただいた方)

(5) キャンペーンイベントにご招待

<広報>

・キャンペーン専用HP https://nobleweb.heteml.jp/5star-cp.com/

facebook page https://www.facebook.com/5starcp/

<スタートイベント>11/10(土)18:30-21:00@文京シビックセンター5階C

参加費500円(賛同者無料)

パネリスト:田中信一郎氏(著書「信州はエネルギーシフトする」)

桃井貴子氏(気候ネット東京事務所長)

<スケジュール>10/20候補者第1次締め切り(めやす)

 

<意見>

(1)議員・候補者に対して

・こういうタイプの議員を増やそうという取り組みとして良いと思う。

・5つのメッセージは、候補者みんなが賛同しそうでしないだろう。票に結びつかないと思われている。心では思っていても、当選まではしまっとく候補者もいる。

・議員と対話する機会を作ろう。行政も環境政策を実施するにも、いろいろな抵抗がネックになってできないことがある。そこで、環境を大事に思っている市民の集まりを見せつける。

・話の分かりそうな議員を呼んで対話する機会、あるいは分かりそうにない自民党議員を呼んで、意識の違いがどれだけ大きいかを認識する機会。

 

(2)市民の賛同を募ろう

・市民にこそたくさん賛同を募って、議員・候補者に多くの市民が5つのメッセージを望んでいることを突き付けるのがいいと思う。

・経済を犠牲にしてでも、多少の不便を我慢してでも、環境を守らなければならないことを緑の党が中心になって訴え、ムーブメントを作る。

・緑の生活をしている人はいるが政治に結びついていないところを、これを機会に議員・候補者に声を届けたり、政策を知ったりする機会にしよう。

・オルタナティブな市民は、国政に失望し、政治離れしている。これを機会に掘り起こしたい。

・言いたいことはあっても、国や社会のどこに言ったらいいか分からない市民がいる。

・実現するかしないかはさておき、市民の声を積み上げていくのが、参加型民主主義ではないか。

・NPO・市民団体は政治意識がない。街の清掃ボランティアも、大量生産・大量消費がゴミの原因と意識していない。

・市民の意識を変えるのは難しい。市民運動の中から当選させた議員でさえ、その議員が優秀であればあるほど、支持者は先細りになることがよくある。議員が自分たちの声を議会で反映するだろうと、おまかせして安心するから。議員を出した市民運動の責任。

 

(3)自治体行政レベルでできること

・格差と貧困をなくすなど、市民運動が訴え国が方向性を出すことであり、地方議会でどう問いかけるか無理がある。

・多治見市政では、温暖化対策といっても多治見の暑さを何とかしろという話。緑化運動、エネルギーの地産地消、障がい者の自立をやろうとしている。

・行政も温暖化対策計画を作成するよう上から言われるので、コンサルタントに作らせる。何もしないまま5~6年経ったら改訂する。それを本当に実施するように突き上げよう。

・小中学校や病院の屋根にはすべてソーラーを付けるなど。

 

<メッセージについての意見>

・何故、「女性議員を増やそう!」なのに「男女共同参画を」ではなく「多様性を」なのか。多様性を謳うのであれば、(1)LGBT (2)政党の多様性=少数政党や無所属 を増やすことにこそ焦点を当てるべきだ。

・女性議員を増やすにも、立候補を増やさなければ増えない。

・「女性議員を増やそう!」とあるのだから、同じ選挙区で複数の緑的な候補者が出た場合、女性を推すべきではないか。

・キャンペーンなのだから、候補者の推薦を決める条件の1つとして、5つ星に賛同することを入れるべきだ。さもなければ意義がない。

 

2、学習会:脱成長とベーシックインカム

・講師:白川真澄さん

・10月28日(日)13:00集合、13:30開始、16:45終了

@名古屋市教育館第2研修室

・白川さんから資料をもらったので、尾形がpdfにする。当日は、パワーポイントもある。

・懇親会もやろう。

 

3、例会・学習会

(1)緑の尾張例会 次回は10/10(水)

(2)緑の三河例会 知立か岡崎か、集まりやすいところで顔合わせをやろう。

(3)緑のチーム三重 近々設定する。

(4)経済と税のワーキングチーム

・ワーキングチームによる論点整理表と「私の主張」ペーパーが出た。11月の地域代表協議会に向けて、全党的に議論する。

(5)温暖化について:

・気候ネット

(6)映画「コスタリカの奇跡」→年明けに。

・上映料を調べた。5万円or 参加人数×500円の多い方(税別)

チラシB5 800円/100部、ポスターB2 1,000円/3枚

 

4、議員会費について規則改正案を東海本部から地域代表協議会に提出する。

(1)一般会員より議員の方が重い責務を負う根拠は?尾形が執行部に議論を要請した。

<尾形>規約に規定してある会員と議員会員の義務と権利について考察してみよう。

共通の義務と権利

(義務)

・理念、規約および政策を尊重すること。

・党の活動に協力すること。

・会費を納めること。
(権利)

・決定の尊重ならびに発言および行動の留保権(個人の良心およびそれに基づく言動までもが拘束されるものではない)等

 

一般会員の義務

(義務)

・会費の額は、意志と負担能力に応じて選択できる。

 

議員会員の義務と権利 

(義務)

・会費の額は、年額報酬に応じて支払うこと。

・自治体と社会運動をつなぐ役割を果たすこと。

・自治体議員の活動は、所属する都道府県本部と協議を行い、会員との連携を深めること。

・議会活動は党との協議が必要。スタッフ人事は党との協議が必要。国会議員の立法事務費・文書交通通信費は、党と協議・報告・公開する。

(権利)

・行動の留保権はあるのか?

・選挙にて財政的・人的・ノウハウなどの援助を党から受ける?

(恩恵)

・緑の活動家としての誇りと喜び以外に特にない。

 

*現行の規約

(所属自治体議員の責務)

第36条   この政党に所属する自治体議員は、以下の原則を遵守するものとします。

(3) 議員報酬の一定割合を、会費としてこの政党の活動に支出すること。なお、詳細は別途規則に定める。

*現行の会費についての規則

(自治体議員の会費) 第 5 条 規約第 35 条第 3 項に基づき、この政党所 属の自治体議員の会費は、年額報酬に応じて定め るものとします。

2   年額報酬が、500 万円未満の場合は1万円、500 万円以上 700 万円未満の場合は2万円、700 万円 以上 900 万円未満の場合は3万円、900 万円以上 の場合は5万円とします。

http://greens.gr.jp/uploads/2018/02/NO.3_kaihi20180211.pdf

 

5、その他

・サポーターの佐藤かおりさん(女性と人権全国ネットワーク共同代表)が来年の参院選に立憲民主党の公認・全国比例区で立候補予定。この地方でも女性たちが応援する計画がある。2016年、参院選・東京選挙区で立候補したときは、緑の党も推薦した。

・今年のノーベル賞平和賞は性暴力と闘う2人が受賞した。イラクの少数派ヤジディ教徒で、テロ組織ISIS(自称イスラム国)による性暴力の被害者でもあるナディア・ムラド。もう1人はコンゴ(旧ザイール)で、被害女性の治療と支援に取り組む医師デニ・ムクウェゲ。

 

*次回運営委員会スカイプ会議:2018年(核時代73年)10月20日(土)20時30分より

会員・サポーター・東海フレンズなら、希望者は、基本的に誰でもオブザーバー参加できる。

希望の方は、こちらまでご連絡ください。 info@greens-tokai.jp