緑の党・東海

緑の党・東海の活動

緑の党・東海 第122回 運営委員会 報告

<2017(核時代72年)9月10日(日)20時~22時30分>

出席 井上、林、小林、岸、辻、小森、尾形

欠席 なし

オブザーバー参加 油田、栗原、川羽田

 

1、愛知県

・共同行動実行委が9/19戦争法可決2周年デモ@若宮公園

・9/24(日)愛知4区話す会(主催:ママの会4区、市民アクション4区)に招待された。尾形が参加する。@イーブル名古屋視聴覚室 9:30開場, 10:00-12:00. 田巻紘子弁護士が話題提供。民進党・牧義夫衆議院議員が参加。共産党・社民党にも参加要請している。各党が目指す社会について資料を提出する。集会のあと、金山南口で街宣する。街宣には尾形は集会に参加するが街宣には不参加。岸がノボリを持って参加する。

・川羽田がエシカルponoメンバーと、ゴミ問題フリートーク(9/17)の案内・話す会の申し入れを豊橋市議へ渡そうと議会事務局へ手紙を持って行ったが、事務局は、議員の1人から「事務局が中身を確認してもいないものを渡すな」と叱責されたので、今後は事務局を通しては渡さない。自分で直接渡すように”と議会事務局から言われた。

・住民からの申入れの扱いは、市町村によって異なる。多治見市は、事務局に声をかけ、議員各自のロッカーに入れる。名古屋市は、会派の議員控え室があるので、受付で呼び出すか、受付から渡してもらう。碧南市は、事務局が取り次ぐ。豊橋市議会事務局にもう一度話してはどうか。

 

2、岐阜県

(1)小森が、岐阜市議補選(2018年2月3日、岐阜市長選と同時)に立候補予定

・政治活動費の不正で引責辞職した議員の補選。おそらく、自民・共産・無所属保守が立候補するだろう。地域づくりや福祉・教育、そして地域経済などの政策に重点を置く。ただし、安全保障など国政についても意見する姿勢。

・後援会(政治団体)を8月末に発足、政策リーフ、写真(ポスター用など)は作成中。市役所建替え問題などを中心に訴えていく。10月から本格的に動く。知り合い100人以上に会う活動を実施中。

・選挙前に2連ポスターや演説会案内ポスターを貼れる。岐阜市はいつまで貼れるか調べよう。貼ってもらうようにお願いするのが大変。

・スピーカーを借りる当てあり。八百津町に事務所用椅子・机を貸してくれる人に尾形が連絡する。

・緑の党のみなさんから応援いただきたい。

(2)多治見市で学校給食の問題に取り組んでいる。(井上)単独/近接の調理だったのが、センターに戻そうという動きがある。議会でバトルしている。

(3)白川町議選で、服部圭子さんは最下位当選した。

・結果は286票、9人中最下位当選、次点との差は22票。トップであろうと最下位であろうと、議員は等しい価値がある。

・前回は補選で地盤を受け継いでの票であって、服部さんへの票だけではなかった。今回は、服部さんへの純粋な票で、前回より少なかった。

・服部さん、2000票トップ当選を目指すと言っていた。→「陣営にやる気を出させた。言っていなければ危なかった」という意見。「トップ当選とは言ってはいけない。陣営にはいつも危ないと言わないと油断する」という意見。

・服部さん移住から30年、子どもを通しての友達など、親身になって働く支援者がいた。

・電話掛け、全戸×2周=約4000本行った。

・ワールドカフェ方式を議会に取り入れたこと、発言率、議会での活躍は群を抜いていた。それが町民に見えていない。議会報告など地道な活動をこれからはやっていく必要がある。

 

(4)岐阜選挙区の野党共闘進んでいる:岐阜3区で阪口直人に決まり、岐阜県の5選挙区中3区で民進党の候補が決まった。

 

3、三重県

・サポーターの大西さん・油田・尾形が、名古屋の島キクジロウのライブを見に行った。ブルーハーツの仲間。ちょっとパンクなロックンロール。脱原発・平和・パレスチナ問題など伝えたいことがあるミュージシャン。

 

4、水野和夫/広井良典 読書会と10/14緑の党シンポジウム

・丹羽さんが水野和夫を紹介、栗原さんが広井良典を紹介した。2人のプレゼンは大変よかった。緑の党HPに要点を掲載している。www.greens-tokai.jp 広井良典さんからは「光栄です」との返事があった。

・緑の党5周年イベント(水野和夫氏の基調講演)が10月14日に変更。

・名古屋サテライト会場:名古屋市教育館第7研修室を予約した。参加費は取らない。

 

5、供託金キャンペーン

・次回街宣は9/16(土)15:00-16:00@栄バスターミナル噴水前。小林・林・岸・尾形・(辻?)が参加予定。尾形がチラシ30枚・盤を持ってくる。

・署名締め切り:9月25日

・次回の第5回裁判期日は、9月29日(金)14:00@東京地裁

・キャンペーンは10月末に終了、通常活動として続ける

・9/1小林が豊田市議会に陳情した(20。日委員会審議)。

・辻が碧南市議会に陳情し、9/13委員会で陳述した。

 

6、リニア新幹線

・9/8第6回口頭弁論があった。静岡担当。原告2人が陳述した。(1)大井川で2t/秒の水(60万人分)が減る。(2)標高3000m級の大地に残土(高さ65mX長さ700m)を置く。雨が降ったら危険。パワーポイントを使った説得力ある陳述だった。

・次は11/24愛知の担当だが、愛知の場合は全線トンネルなので、目に見える被害論を構成するのに弁護団は苦労している。テーマに挙がっているのは、(1)地権者の同意が必要な名駅工事での、JR東海や用地買収の業務委託を受けている名古屋市の強引な態度への批判、 (2)亜炭廃坑が随所にある春日井市で、その下にトンネルを掘ることの危険性、(3)かつて東海環状道トンネル工事で美濃帯破砕による水質汚染が大問題になったが、その美濃帯が愛知県内にも及んでいる問題、(4)愛知県内からの工事排出残土600数十万㎥を受け入れるだけの鉱山跡地が瀬戸の「グランドキャニオン」としてあるが、一点に集中すればその沿線のトラック通行が大問題になる、の4点。しかし、沿線近くの原告が限られているので、現在検討中。

・環境問題のほかに、違法性を主張する法理論的な問題として、全国新幹線整備法と鉄道事業法双方の違法性の関連を整理しなければならないという課題がある。先例がない争いなので、理論をつくっていかねばならない。

・2ヶ月に1回の期日。11/24の次は来年1月、3月。

・年内に10万人、愛知1万人署名を集める。集まりが悪いので、協力をお願いしたい。

 

7、山尾しおり問題<議論>

さまざまな議論が出て、党として統一見解を出すのは難しい。

大きく次の2つに分けて載せる。

 

<擁護の意見>

・男女の関係と政治家としての資質は関係ない。山尾に説明責任はない。責任あるとすれば、横浜市長選で林市長を応援したこと、ガソリン問題の方が重大だ。

・男性どおしが夜ホテルで酒を飲んでも問題にならない。女性議員への目は厳しい。

・今井えりこ議員についても同じ。こういうところでたたくマスコミは、日本の政治風土を反映している。

・民進党たたきに使われた。山尾の評価が下がったことは日本として損失。

・不倫は民法に対して不法か?離婚の理由になる。貞操は義務と見なされている。結婚は2人の契約であり、社会がとやかく言えることではない。例えば、夫婦が不倫をしてもよいと認めていれば義務違反にならない。

・フランスでは、男女関係と政治家の資質は別とされている。アメリカでは家族を重んじるんで不倫は重大な問題になる。日本にフランスのような考えが醸成されているとは言えない。

 

 

<批判的意見>

・不倫は貞操義務に違反する不法行為であり、離婚する理由となる。法律を作り、制定する立場の国会議員自ら犯したのであれば言語道断である。

・不倫疑惑を本人も相手も否定しているが、それならば何故、週刊文春に対して出版差止めの仮処分を行ったり、名誉毀損で提訴や告訴をしたりしないのか。記者会見を一方的に打ち切り、質問に全く応じない対応は不誠実で、『国民とともに進む』気が全く見られない。

・国会議員は一般人と違う。宮崎謙介、中川俊直、今井絵里子、宇野宗佑

・山尾は軽率だった。誤解され騒がれるのは分かっていたはず。

・衆院選と同時に改憲国民投票の可能性があるときに、野党共闘には打撃だ。

・不倫は、緑の党の理念である社会正義(社会的公正)に反する行為であり、不倫問題において山尾志桜里氏のみ擁護するのは不公正。

 

*次回運営委員会スカイプ会議:2017年9月24日(日)20時より

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