- 投稿日:2015年02月02日
- カテゴリ:緑の党・東海の活動
2月1日の愛知知事選の結果、小松たみこさんは、残念ながら破れました。
緑の党・東海は、1月4日の運営委員会で、小松さんを推薦すると決めていました。
(賛成多数)
ただし、緑の党には党議拘束がないので、会員・サポーター・東海フレンズは、選挙運動に参加するか、誰に投票するか自分の意志で決めます。
【投票結果】
▽大村秀章(無所属・現)当選、162万9147票。
▽小松民子(無所属・新)、39万1308票。
投票率 34.93%(過去2番目に低い投票率)
小松さんを擁立した革新県政の会が声明をだしました。
http://kakushin.jp/
緑の党・東海の運営委員会が推薦を決定するのに先立って、後述のように、緑の党・東海ML、フェイスブック、HP、電話を通して、会員・サポーター・東海フレンズの皆さんからの意見を募りました。
***12/27 意見募集メール***
「小松さんを推薦か、支持か、どちらでもないか、意見をください」
緑の党東海本部の会員・サポーター・東海フレンズの皆さん
12月23日、小松民子さん(革新県政の会擁立)を緑の党東海本部が推薦するか否か、東海本部運営委員会で議論しました。
運営委員の間では、推薦するべき、支持に留めるべきと、意見が分かれました。
会員・サポーター・東海フレンズの皆さんからも、広く意見をお聞かせください。
このお知らせは、緑の党・東海ML、メルマガ、HP、フェイスブック、ツイッターでも公表します。
特に、議決権のある会員*には、メールアドレスが未登録の方にも電話で、賛否をお聞きします。
(*12月29日の時点で会費納入済みの会員)
その上で、次回、1月4日の運営委員会で、推薦か、支持か、見送るかを決定いたします。
どうか活発なご意見をお寄せください。
【12/23運営委員会の議論】
1、政策について
[小松さん推薦に賛成]
・緑の党の地方自治体政策と照らし、小松さんの政策を個別に見ると、問題になるところはない。
(後述の基本政策を参照)
・国政について共産党と政策が一致しないからといって、地方自治政策で一致するなら、共闘を強くするべきだ。
[小松さん推薦に反対、支持に賛成]
・小松さんは、国が医療・介護の責任を地方に押し付けていることを批判するが、緑の党会員の考えは、必ずしもそうではない。地域医療は行政だけではできない。崩壊している地域コミュニティのつながりを強くして、担って行かなければならない。
・革新県政の会の中心の共産党は、すべて中央政府が悪いとする。民主党政権の時も同じ批判をした。しかし、我々も地域社会を作る責任がある。
・経済政策・財政対策について、共産党と緑の党の違いがある。法人税、個人所得税の引き上げ、環境税の導入、証券税制の強化は良いが、消費税はいずれはヨーロッパ並みに引き上げないと財政赤字を解決できない。また、共産党は、結局、経済成長を目指している。緑の党の脱成長とは異なる。
2、共産党との関係
[小松さん推薦に賛成]
・革新県政の会は、共産党が中心だが共産党イコールではない。はば広い市民の連携を呼びかけている。
・新社会党は推薦を出した。社民党もいずれ推薦するだろう。緑の党も立場をはっきりさせざるを得ない。
・衆院選で共産党が大躍進した意味は大きい。共産党に飲み込まれるとか心配するより、共産党が伸びる情勢は、緑の党も伸びるチャンスがあると考えるべきだ。
・東海地方の脱原発・平和の市民運動は、広く民主的な勢力が共闘することを望んでいる。特に、地方自治体選では一致しやすい。良い機会ととらえるべきだ。
・共産党と共闘しない唯一の理由は、こちらが共産党に協力しても、結局、共産党は選挙協力を決してしないから無駄だということ。「無償の愛」じゃないが、こちらからまず「無償の協力」を申し出よう。
3、緑の党の推薦する能力
[小松さん推薦に反対、支持に賛成]
・推薦を出すとそれなりに大がかりな運動要員を期待されるが、緑の党・東海にはマンパワーがない。
[小松さん推薦に賛成]
・緑の党が小さい党であることはみんな知ってのこと。推薦したいとの意思があれば、萎縮することなく堂々と意思表明するべきだ。
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【小松民子さんの政策】
http://kakushin.jp/wp-content/uploads/2014/11/c1409fcb04c3edeebf80192f28f539da1.pdf
基本政策を要約すると下記のとおりです。
1、安倍政権/大村県政をストップ
安倍「暴走」政治に追随、突出した大企業優遇を進める大村県政をストップ。
2、子ども・高齢者・中小企業に冷たい
大村知事は、国民健保への県の補助金を廃止、子ども・障害者・母子父子家庭の医療費無料制度に一部負担を持ち込もうと計画。
一方で大村知事は、1件100億円の大企業向け誘致補助金を新設、負担1400億円の設楽ダムの建設容認、リニア新幹線開業に合わせて大型公共投資のバラまきを計画。
3、くらし・地域経済を第一に
国は、医療・介護の責任を放棄し、地域医療・国民健保の運営を都道府県に押し付けようとしている。
こうした国と対決し、住民福祉の充実を。
外需依存でなく、農林水産業の振興と中小企業の支援を。再生可能エネルギーで新しい産業を。
以下、基本政策の項目
(1)若者が希望を持ち元気に活躍する愛知
(2)赤ちゃんから高齢者まで、安心してくらせる福祉の愛知
(3)中小企業・業者、商店街などが元気な愛知
(4)働くルールづくりをすすめ誰もが安心して働ける愛知
(5)どの子も大切にする教育をすすめる愛知
(6)平等と参加で、女性が希望を持って活動できる愛知
(7)緊急の防災・減災対策で安全・安心の愛知
(8)自然・生態系を守り環境ゆたかな愛知
(9)平和の発信と国際交流をすすめる愛知
(10)憲法がくらしに生きる、県民が主人公の愛知
その他の情報
①「小松たみこ推薦・支持決議のお願い」(http://kakushin.jp/wp-content/uploads/2014/12/suisennsiji.pdf)
②「小松たみこの3つの緊急提言」(http://kakushin.jp/wp-content/uploads/2014/12/141226tamiko-teigen.docx)
③小松たみこ氏が着物を着用する理由(http://kakushin-aichi.jp/people/130316-191835.html)
④緑の党・地方自治体政策集のURL(http://greens.gr.jp/senkyo/12558/)