緑の党・東海

緑の党・東海の活動

緑の党・東海 第71回 運営委員会 報告

<2015年(核時代70年)7月13日(火)20:00~22:00>

出席 功久、鬼松、辻、岸、小林、田中、井上、尾形

欠席 小森

オブザーバー参加 なし

1、参院選の取り組みについて

・岐阜選挙区(定数1*4増4減により定数1減る): 2016年改選議員は、渡辺猛之(自民)・小見山幸治(民主)。小見山氏は、合併浄化槽運動の顧問なので、環境問題には関心あるかもしれない。脱原発の立場。安保法制に対しては、岐阜県議会の民主系は「慎重審議」意見書を提案したが不採択。

自民党候補の落選を目指して1年かけてがんばろう。

・三重選挙区(定数1): 2016年改選議員は芝博一(民主)。緑の党の公認候補は考えられない。

・愛知選挙区(定数4?): 2016年改選議員は、藤川政人氏(自民)・斎藤嘉隆氏(民主)・安井美沙子氏(民主)。10増10減案により定数1増える見通し。(参考)本村伸子氏(共産)以外の2013年落選候補は、近藤浩氏(維新)・宇田幸生氏(減税)・平山誠氏(みどりの風)・伊藤善規則氏(社民)・中根裕美氏(幸福)、身玉山宗三郎氏(みたまやま政策研究会)

・政治を考える市民の会愛知の集会にて:新社会党から出た決議によると、社民と政策協定を結んだ。大きな連合で行く。

・共産党から須山初美氏が立候補決定、すでにポスターを一斉に貼った。

・共産党については異なる意見がある。

-政治を考える市民の会の動きを知りながら、すでに活動を始めた。既成政党と同じく、少数政党・市民運動と協働せず、党利の選挙をやるということか。市民の会に、共産党はけんもほろろだったのか聞こう。

-共産党は他党と同じく既成政党であり、党利の選挙をやろうとしているのは緑の党も同じこと。また、「市民運動と協働せず、党利の選挙をやる」のは民主党も同じ。

・自民が2候補、公明も擁立する可能性がある。民主2、共産1を当選させれば、成功と言えるだろう。

・民主でも、いい人・悪い人がいる。近藤昭一氏のように、勝手連を作ってでも応援すべき人もいる。斎藤嘉隆氏(民主)は、日教組が出身母体で、旧社会党の流れの人なので、今後必要があれば、小林がコンタクトを試みることにする。市民の会の民主党の集会で、方向性を聞いてみよう。

・緑の党・東海の立場は、ぎりぎりまで様子を見て、極端な話、最後の1週間に決めても良いのではないか。

・愛知の会員のアンケート(鬼松)7/17締切り

 

2、安保法制反対運動:

・7/15特別委員会採択、7/16衆議院通過の恐れ。

・SEALDs(学生)の国会を取り巻く金曜行動に1万5000人。大手各紙の1面。

・多治見では、7/12共産党系のデモがあり、80人参加。「ええ国作ろう市民の会」が朝・夕に駅前で街宣。14日朝、16日夕にやる。ノボリ・パネル・チラシを作った。

・7月14日(火)「安倍内閣の暴走を止めよう共同行動」18時30~、 19時 デモ出発 場所:久屋大通公園 ひかりの広場(安倍内閣の暴走を止めよう共同行動実行委員会)

・7/18(土)「アベ政治を許さない 全国一斉行動」鳥越俊太郎、澤地久枝らの呼びかけに呼応。「セブンイレブン」のネットプリントで印刷できる。予約番号 89697099 A3, 白黒      プリント有効期限 2015/07/17 (1枚20円)

@名古屋栄 もちの木広場 12時45分集合、13時プラカード掲示、13時15分デモ出発。 (不戦へのネットワーク、東海民衆センター、戦争をさせない1000人委員会・あいち)

@四日市市民公園 12:30から集会、13:00プラカード掲示、13:30からパレード。鈴鹿、津、伊勢、尾鷲、紀北、名張、松阪、鳥羽で計画されている。

 

@豊田市 松坂屋前のペデストリアン・デッキ 13時プラカード掲示

 

・名古屋市会:7/17総務環境委員会で戦争法案に関する意見書提出を求める請願の審議

 

3、運動に意味があるのか、党勢拡大につなげていくために(下のような意見が出た)

 

<安保法制が国会を通るのは確実。運動する意味があるのだろうか>

・通ったらあきらめてしまって、参院選・党勢拡大に結び付けなければ意味がない。

・9/29まで自然成立を阻止する運動を続けるべきだ。

・60年安保闘争のとき、安保条約は衆院を可決・承認されたが、岸政権を退陣に追いやり、憲法9条を守った。今回も、安保法案を通しても、安倍首相を退陣させれば成功だろう。

・安保法案が通っても、修正を目指して踏み込んだ運動をしなければならない。

・安保法案・集団的自衛権に反対する若い人たちが立ち上がってきた。緑の党を拡大する素地が熟成してきたと思う。

・緑の党は、何を訴えるか弱い、魅力がない、大衆性がない。

・前回の参院選の総括が足りない。また負けてしまう。特殊な個性強い候補者と揃えすぎた。(共産党は、分かりやすく、一貫性があった)

・ギリシャ問題、集団的自衛権問題などあって、今は絶望感しかない。国の借金・戦争・派遣法の改悪。緑の党が何を目指すか、緑の党の政策をもっと勉強して、自分の頭・自分の言葉で語れるようにならないといけない。

・可児市で藻谷浩介の講演会があった。里山資本主義は、緑の党の政策に近い。

・2013年参院選のときの政策のおさらいをしよう。政策部から新しい政策も出ている。

・3~4回のシリーズで勉強会をやろう。名古屋・三重県・岐阜県でそれぞれ1回ずつはやろう。9月からをめどに。

・7/26地域代表協議会で取り組みを報告する。

 

<総会出欠確認のために、会員に電話掛けをする意味があるのだろうか>

・電話を掛ける側と掛けられる側がいるのはおかしい。言われなくても会費を払い、議決権を行使するべき。定足数に足りなければ、何も決められない、それも経験するべき。

・普段から会員どおしが密に連絡を取り合っていれば、ことさら総会だからと電話する必要はないし、電話するにしても軽く声を掛ければ済む。せっかく緑の党に入っても、フォローがされていなければ、緑の党が面白くなくて辞めてしまう。自分の身近な会員に連絡を取る機会ととらえるてはどうか。

4、核ゴミ処分場No運動:

・緑の党内の議論:ドイツ緑の党のベアベル・ヘーンさんを招いてシンポジウム7/31

http://greens.gr.jp/event-info/15163/

・東海本部から声明を出そう。辻が案作成する。

・日印原子力協定に反対する国際共同アピールに緑の党・東海として賛同する。(原発おことわり三重の会、徳山ダム建設中止を求める会、みどりの未来が賛同している。緑の党事務局に問い合わせ中)

・8月9日(日)川内原発再稼動反対デモ(原発いらんがね):エンゼル広場11時スタート

 

5、供託金と選挙制度問題

・岐阜県弁護士会から、日弁連への移送する同意書を申立人各位に郵送してきた。返送しよう。

・愛知県弁護士会から小林に、52通の同意書を取りまとめるよう依頼があり、承諾した。また郵送されてきてない。とりまとめに1ヶ月くらいかかるだろう。

・三重県弁護士会には、人権救済専門の弁護士がいないので、全員会合で検討する必要があり、その会合は月1回なので、すべて済むのに半年くらいかかるだろうとのこと。

・選挙制度について:外国の選挙制度の情報

http://www.ndl.go.jp/jp/diet/publication/issue/pdf/0721.pdf

フランスの情報を功久が調べる。

 

*次回、運営委員会(スカイプ会義)の開催:7月28日(火)20時半より

・スカイプばかりではなく、実際会って懇親会をやろう。勉強会と組合わせてはどうか。計画しよう。